エクステリアガーデン　紙ブログ　vol.7　
土をどうやって捨てていますか？


お庭のお手入れをしていて、意外に出るもの、それは『古くて使えなさそうな土』です。
処理に困ってなんとなく庭木の根元にかぶせたり、お庭の隅に山にしたりしていませんか？
土は2.3日天日にあてると再生するともいいます。これは少量の場合におススメする方法です。量が多いと日光消毒しきれずにかえって雑菌が増えてしまったりすることがあるからです。
かといって土を木の根元にかぶせるのもよくありません。土が根の上にたくさんあるのは一見栄養がゆきわたるような気がしますが、これは『深植え』といって、根がだんだん地表に上がってきて、上がりきらない一番下の根は腐ってしまうのです！根は酸素を必要とする性質があることを忘れてはいけません。その証拠に、公園などにある木は地面と平行に土から顔を出しながら伸びた根があるはずです。これが本来の根のあるべき姿なのです。

というわけで、不要な土はお庭ではないところに捨てましょう。しかしこれ、普通のゴミとして出すわけにはいかないのです。かといって近所の河原などにも捨ててはいけません。立派な不法投棄です。犯罪です。じゃあどうするか？粗大ごみのように残土を引き取ってくれる自治体もほんのわずかながらありますが、ほとんどの自治体は受け入れがありませんので、インターネットやタウンページなどで「残土　受け入れ」などで検索してみてください。廃棄物処理の業者がでてきます。値段はいろいろですが少量なら土のう袋などに入れて持ち込み、引き取ってもらうのが安価でしょう。大量にある場合はだいたいの量を測って業者に見積をだしてもらうとよいでしょう。だいたいの量をはかるには、
（土を掘る前なら）掘り出す面積×深さ×1.3（掘りおこすとかさが増えるので）
（土を掘った後なら）だいたい１平方メートルくらいの底面になるように山をつくります。
　　　　　　　　　　×高さ÷3
でだいたいの量がはかれます。ご参考にされてください。

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