「あ、あのきれいな花の咲く木があるお家でしょう？」
―シンボルツリーを植えよう！―

住宅街を歩くと、印象的な木が植えてあるお家ってとても素敵に見えますよね。
和風のお家には松やモミジや桜、洋風のお家には白樺やアカシア、花みずき、シャラ（夏つばき）、シマトネリコなど揚げだしたらキリがありませんが。また、木ではありませんが、バラをたくさん咲かせているお家もとても素敵ですし、それをお世話されているお家の方には本当に頭が下がります。

お庭があるのなら、ひとつメインになる木を植えるというのは、お庭全体がひきしまりますし、玄関先に植えればお客様をお迎えするときに上手に木陰をつくることができます。

　さて、そのシンボルツリーですが、どのような木が好ましいのでしょうか？そのお家の方が好きな木というのももちろんですが、

・手入れがしやすいもの。

・樹形が美しく、花、紅葉、香りなどの特徴があるもの。

・病害虫が少ないもの。

・高さが環境に合ったもの。

などの条件をクリアーするものが長く付き合えるシンボルツリーといえます。

それから、例えばお子さんの誕生やご夫婦の結婚記念をお祝いしてシンボルツリーを記念樹として植えるようでしたら、以下の木がおススメです。いずれもその月に花が咲いたり、紅葉したり、実がなったりします。

　１月　ロウバイ

　２月　ツバキ・ウメ

　３月　ギンヨウアカシア（ミモザ）

　４月　サクラ・ハナミズキ

　５月　ヤマボウシ、ライラック

　６月　タイサンボク　ジューンベリー

　７月　サルスベリ

　８月　シマトネリコ

　９月　オリーブ

　１０月　リンゴ

　１１月　モミジ　ナナカマド

　１２月　モミ

ほかにもたくさん候補はありますが、上記のものが比較的手に入りやすく、さきほどの条件を満たすシンボルツリーといえます。

家族の成長をお庭にも反映できたら、素敵なことですよね。

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